2016年2月12日金曜日

土壌水分測定3

センサーの部分を試行錯誤していましたが、結局アクリルの厚板に1.5φの穴を開けた物を注文して、ハンズで買ってきた1.5φのピアノ線を突っ込んで、ピアノ線をスミチューブCで被覆して、アクリル板とスミチューブの接合部分に接着剤を厚塗りして、目止めすることにしてみました(接着剤の選択がうまくなくーPETやPPは普通の接着剤じゃつかないー接着剤の処が汚いのは見逃してください)。 アクリルは透明なので、机の色が映っています。
また、出力電圧が0~1ボルト位になるように、差動アンプを入れてみました。 もう少し試行錯誤する必要はありますが、ドライ状態(空気中)で1V程度、水道水にセンサーの根元まで突っ込むと0.01V位まで変化しますので、基本的な考え方は間違っていないと思われます。 (LEDはロック状態を示す為につけています)。
現時点ではまだ2点ほど問題があります。
1) 電源を入れた時に発信していないことがあるのですが、スペックシート見ているとVcoが1Vを下回ったところの記載がないので、初動時に1V位にしておく必要があるのかもしれません(初期値が0.8V程度になっています)。 
2)初期値(空気中に晒しているときの値)が少し変動するので、これをどうするのかも今後の課題ー無視できる範囲、或いは一定の法則に従うのであればよいのですが、、、。

取りあえずは、過湿土壌、乾燥土壌、その間の見た目でちょうどよい土壌の3種類ほど用意して、更に実用性があるか検討してみることにします。

実用化には、実際に参照サンプルを作って校正する必要がありますが、土壌水分量って体積比%なので、参照サンプルを作るのは簡単ではないですね。 まず、完全乾燥土壌を作って、それに必要な体積の水を入れて作る事になりますが、水は蒸発するので、どうやって参照系を安定に維持するのか考えておかなければなりません。

TDR(Time Domain Reflectrometry) 方というのは、色々な測定に使われているようで、このような針を差し込んで土壌水分を測る装置もあるようです。 WEBで検索すると色々出てきます。 もっとも、TDRと検索すると東京ディズニーランドとその関連が出てきちゃうので鬱陶しいです。


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