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2015年11月29日日曜日

SherwoodのリポートでFlex6700がNo.1堅持

Sherwoodのリポートがアップデートされ、K3Sが加えられましたがFlex6700がNarrow Spaced Dynamic Rangeで一位を維持していますね。 尤も、108db,107db,106dbと数dbの違いなので、これがどれだけ実際に影響するのかは甚だ疑問。 LO noise(dBc/Hz)なんかも近隣に多数の局がいるような環境では問題かもしれません。 Flex6700のsensitivityがpre-amp入れないと良く無いのが気になります。
しかし、トップ5位は殆ど差が無くて、どれでも大丈夫って感じですね。

時々話題になりますが、Superheterodyneの既存のRXとDirectSamplingなどのRXをどのような方法でLab試験で比較するのが現実を反映させられるのかは今後の課題ですね。 

2014年10月1日水曜日

Flex6700がとうとうSherwoodのリストに載った!!

色々SDRの測定方法云々など言われていましたが、とうとうSherwoodのリストの一番トップに載りました。 K3より良い!! TS990とか、うーん可哀想、、、。

http://www.sherweng.com/table.html

受信性能はFlex6700も6500もほぼ同じ(プリアンプの最大ゲインが違う)なので、ちょっと誇らしい気分。
ほんとは、こんな性能評価の記事で誇らしく思っても意味ないんですが、FlexのCommunityでも世間でちっとも話題にならないのは?と最近少々イラッた書き込みがあったので、時期がまた絶妙、、。

何故国産のリグは20Kgもある巨艦大砲主義なんだろう? K3もFlexも4-6Kgでとても持ち運びに便利なのですが、IC7700等は部屋の模様替え何ていうと、とんでもない労力が必要になります。 KWM2-Aだってそんなに重くは無いし、512Fだって10Kgちょっとなのに、、、。 取り敢えず、輸送のための梱包に苦労します。

国産機は性能は勿論ですが、重量など物理的仕様ももう少し考えないと、Sonyのようになっちゃうんじゃないだろうか? そもそも、いつからこのような重たいリグを良しとするようになったんだろう? 昔使っていたTS510、TS520もそんなに重くはなかったけど、、、。 TrioのFinalに4CX250Bを使ったXcvr位からかな?重たいことが良いことだ見たいな風潮は、、、。 
大和とか武蔵の末路を考えたら、とっても無駄だと思いますが、、、。




2014年8月6日水曜日

SDRの性能評価

Flexのコミュニティでも何度か「SherwoodやARRLの評価は行われないのか?」という質問がされていて、最近CEOのGeraldが「ARRLが6700を最近一台購入したので評価をしていると思う」という書き込みがありました。 既存のヘテロダイン式の受信機とは違いDirect Down ConversionではIP3や今までの評価基準では評価できない(直接デジタイズしてしまうので歪が発生しない)ということで、評価方法について随分議論されていたようなので、ARRLが評価を始めたということは、評価方法について一定の結論が出たのではないかと思います。 結果を見るのが楽しみです。

JH2AHZ局より59'ersに「SDRHF帯用トランシーバの紹介」(JA2GXU)というのを教えて頂き内容を見てみましたが、メーカ発のスペックを並べてApache Labs, Expert Ellectroonics, Flex Radioの最新の機器について評価、順位づけをしていましたが、ちょっとこの方法には疑念があります(メーカの発表スペックが同一条件で計測されているのか?単純に比較しても良いのか?です)。

以前にJH2CLV局のところで受信性能を調べようと試みた時に、パナアダプタやSメータのデジタル表示値がかなり正確だという事が分かっていますので、簡単にノイズフロアの値を採って見ました(MDSはこれより3db高い値と考えて良いと思われるので)。

                                                    Pre amp
                                --------------------------------
                                   Off               10dB           20dB
---------------------------------------------------
21Mhz . BW 400Hz   -123.5dBm     -131.0dBm   -140.0dBm
            BW 100Hz   -130.0dBm
            BW   50Hz   -135.0dBm
                                                                    (ちょっと、小数点以下は当てになりません)

で、59'ersに出ているFlex発表のMDS-121dBmと整合性があると思われます。 この値だとIC-7800、FTDX-5000、TS-990の公表値から2dBから、7dB劣ることになります。 またApacheLabsのANAN200Dからは17dB劣ることになります。  ちょっとがっかり、、。 ただ疑問なのは、アンテナからADCに直接行き、間にはLPF位しか入らないので、17dBも何故差が出るのか? 使っているADCが違うの?で、何とはなしに腑に落ちないのです。 Flexはpre-ampが入っていてNFが5dBほどあるようなので、これが足を引っ張っているのかもしれません(あ、リレーで切り離しているかもしれません。 +/-共にリレーの音が聞こえるので、これは無いですね)。
TAPRのHPでMercuryの仕様を見てみると、pre-amp off でのMDSが-118dBmになっています。pre-amp on で -138dBmですね。 やっぱり、メーカ公表値が??

実際にアンテナ繋いでバンド聞いてみるとノイズフロアは-120dBm位まで上がって来てしまうので使用していて「感度が悪い」とはあまり感じたことはありません。 

59'ersにはPre-distortion (pure signal)の事も書かれていましたが、既にハード的には可能な状態にあり、リクエストにも上がっているので、v2.0くらいでは対応してくれるものと思います。 以前リンク張りましたこの件に関するプレゼンではFlex5000を使っていましたので、そんなに時間も掛からないのでは、と期待しています。 勿論、リニアアンプを含めたループでの歪改善でないと意味が無いので、最終出力を何処からどのように採ってくるのか工夫がいると思います。

別に記事にケチをつける気はありませんが、SDRはソフトで仕様が大きく変わってしまうので、断定的な表現は避けるべきだろうと思います。 また、多くの測定器を持っておられる方のようなので、メーカスペックについては同一条件で確認してから評価していただけると、もっと有益な記事だったと思います。

いづれにせよ、ARRLやSherwoodのような権威のある(?)ところの評価(それと、SDR評価方法、基準)が早く出てくれることを期待しています。


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 2020年頃から使用している屋外の温湿度モニターが曇天が続いたせいで動作しなくなったので、部屋に持ち込んで5VのUSBで充電。 充電完了後様子を見ると、Error 408でデータが送られてこない。 「おい、おい、どうなってんだ? 今までは問題なかったのに。本体が壊れたかな?」と...