2019年11月24日日曜日

50Mhz MLA給電ループ(続きの続き)

給電ループの結合度により、スミスチャート上でどのような軌跡を描くのか興味があったので実験してみました。
メインループ上に重なるように置いた状態(結合が一番強い)で、大きな輪っかが、SWR1の点を含む状態で表示されました。 
それから、5cm程給電ループを下げてメインループから離すと、SWR1の点を含まない少し小さな輪っかが左上に移動して、出来上がりました。 従って、SWR最良点はこの間に存在すると思われます。

メインループから1cm程下げて、給電ループを左右に振れるようにして、今度はSWR最良点を、給電ループを左右に振って調整してみると、確かにSWRが1.0に限りなく近い点に持ってゆくことが出来ました(1.0091になりました)。ただし、非常に小さな動きでSWRが動くのと、人間が近寄った状態では変わってしまうので、微小な左右の動きをサポートするような遠隔駆動装置が必要となる、と思います。
gimpの練習に4枚ほどのスミスチャートを合成して、この間の動きを一枚にしてみました(赤い線は適当に、結合度を疎にした場合の動きを示すために引いてみただけなので、特段の規則性を示すものではなく、傾向を示すだけです)。

 結合度を疎にしてゆくと、赤い太線の右下から左上に向かって、所定周波数の給電点インピーダンスが移動してゆくようです。(今後の資料として)

全然別の感想として、このサイズの給電ループに何百Wも加えるのには、何かちょっと怖い感じがしますね。 もっとも、八木のガンママッチだって同じ話ですね。





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