2017年7月19日水曜日

デジタルフィルタの帯域幅とリンギング

Flex のcommunityに帯域幅とリンギングについての質問がされていました。 興味深かったので、実験結果をメモしておきます。

近接QRMを避けるために帯域幅を出来るだけ狭くしたいことは頻繁にありますが、帯域幅を絞るとリンギングが発生し却って聴きづらくなるので、何処かで妥協点を見出して帯域幅を決めているのが実態ではないかと思います。 フィルタのリンギングについてはここに理論的な説明がされていますが、デジタル処理して場合にも同じ?  デジタルフィルタをどのような方程式で実現するのかで違うのでしょうが、現用中のFlex6500ではCWでは250Hzで使用していて全くリンギングは気になりませんが50,100Hzでは却って聴きづらくなるので今まではあまり使用していませんでした。 また、スカート特性も非常に鋭く立っているので、これでも隣接信号は全く聞こえず、アナログの時代の経験に比べると大いに満足だと思っていました。  しかし、communityの書き込みによれば、「AGC-Tを調整することによりリンギングを減らすことが出来る」とありましたので、早速実験してみました。
確かにAGC-TのレベルをFastのまま下げたり、OFFにすると50Hzでもリンギングをかなりのレベルに抑えることが出来きるとあり、使えそうです。  あまり、帯域幅を絞ると周りの状況が分からなくなるのは、パナアダプターがない環境! そういう気兼ねなしにリンギングも気にせずに帯域幅を弄れるのはありがたいことです。
AGC-TのON/OFFというよりも、レベルを絞ってやることにより、リンギングがかなり抑えられ聴き易くなっています。  Videoは、あまりアクティビティの高い時間帯ではなかったので、あまり、クリアでありませんので、そのうち、コンテストの状況か何かで再度取り直してみますが、AGC-Tを絞ることによりリンギングが抑えられ聴き易くなることは確認できましたので、後は強い近接信号がどのように聞こえるか確認してみます。

デジタル処理にAGCって??でどうもこのAGC-Tというのが一癖ありますねー。 普通は環境のノイズレベルに合わせて絞っておけばそれでよいので、あまり弄ったことがないのですが、、、。(実際のところどういう処理をしているのか知らないので、言われたとおりに使っているだけ、というのが現状ー情けないな~)



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