2018年3月4日日曜日

トラップコイルの基礎実験

WEBでその都度コイルの巻き数、直径、ピッチとインダクタンスの計算サイトで容量を求めて作成していましたが、一度作ってしまったコイルのインダクタンスはどの位まで変化させることが出来るのか、少し調整のためのデータを取ってみました。 インダクタンスの測定は秋月で買ったLCR40を使いました。 精度1.5%とありますが??
手前から線間14mm/12mm/8mmのピッチのコイル
ポリエチ棒、アルミ線、結束バンドの状態
 コイルは100φのアクリルパイプに巻き付けたものを使い、硬質ポリエチレン丸棒に所定の間隔で4mmのアルミ線を保持できるよう、半田ごてで窪みを付けたものとアルミ線のコイルを結束バンドで固定して、ピッチを一定に保持するようにしました。
これで、一本のコイルを14mmピッチ、12mmピッチ、10mmピッチ、8mmピッチに変化させて夫々のインダクタンスを測ってみました。 6.5t、100φ、で下のように、3.8μHから5.4μH位まで変化することが確認できました。
4mmのアルミ線を使用しているので、8mmピッチが作業上は限界だと思います。  当初は、結束バンドで縛る前にポリエチレン用の接着剤をアルミ線とポリエチレンの間に処理していましたが、接着力が小さくあまり意味が無いので、接着剤を使用する必要はありませんでした。 
また、硬質ポリエチレン丸棒は5φ位の物が良いと思います。 5φと4φの物が入手できたので、両方使用してみましたが、4φではちょっと弱くて、大きなスペースを保持しようとすると難しいかもしれません。

硬質ポリエチレン(HDPE)は屋外のポリバケツなどに多用されていますので、それなりの耐候性はあると思います(紫外線劣化には要注意)。 また、70~80度位の温度で変形するので、加工が楽で環境にも優しく、価格も安価なので、利用価値は高いと思います。 (高周波特性絶縁性等の電気特性は、同軸の芯線の絶縁に使われているので、問題は無いでしょう)

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