2021年5月8日土曜日

WSJTXのログの利用

WSJTXは自分のHomeDirectoryのAppDataの下にwsjtxのプログラムディレクトリにALL.TXTという名前で、起動している間の全ての受信データ(左側の窓の内容)が保存されています(
時々、消してやらないと、とんでもなく大きく成長する)。 

これを利用すれば、過去に見落としていた珍局の出現時間とかが調べられるのではないか?と思い立ち、ALL.TXTから必要なデータを抽出してRDB(postgresql)に保存することにしました。 

抽出ソフトは、正規表現の復習にと、perlを使ってみました。 もう20年ほど弄ってないので、苦労しましたが、脳の活性化には良い勉強です。 正規表現が少々甘いこともありますが、全員がプロトコルに従った内容だけを更新しているわけでは無いので、かなりのゴミを含み、RDBに入れてから、ゴミ掃除が必要です。 2019年11月から、主に30/40/80mのデータが64,059,176件(取り切っていないゴミも含めて)入っています。 RDBでないと処理は無理ですね。

これで、自分が欲しい局が、過去に出ていた時間(自分のリグで受信していたにも拘らず更新できなかった、或いは呼んでも答えて貰えなかった)を把握することが出来るようになりました。

ここまで来ると、「SN、黒点数と信号強度の関係は?」とか興味が湧いてきます。 で、SNのデータを探してみるとSILSO に1818年からのデータがありました。 月一度のupdateのようで、今の時点で4月30日までのデータが入手できましたので、これも抽出ツールをperlで組んでRDBに入れてみました(csvファイルと記載がありますが、コンマ区切りではなくセミコロン区切りでした)。

wsjtxlogとsunspotnrの二つのテーブルを結合すれば、その日の特定の局の信号強度と黒点数が表示されるようになり、コンディションの推測など今後の利用が期待できるかもしれません。 (二つのテーブルは粒度が違う、wsjtxlogは分単位、SILSOのデータは日単位、ので少々SQLを細工する必要があり、viewを作ったうえで結合させています)

今のところ、Unixにアクセスしてsql書いて必要なデータを取得しているだけですが、抽出の切り口が絞られてくれば、WEB上でグラフ化することもこれからの課題です。

下は、SQLによるデータ表示例(9G5FIの30mバンドの状況一部);

countは一時間に何回受信したかの数量(多い方が安定していた?)

max/min/avgは信号強度dBのその時間内の最大・最小・平均の値

SNと信号強度には関連はなさそう、、、。

SNが高いと聞こえている時間が長い?





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