2018年3月23日金曜日

Inverted Uの80m SWRを下げる(実装編)

EZNECの計算上80mのSWRは下がる筈で、80mのエレメントを弄るだけで、他のバンドには影響しない、という結果に気を良くして実装してみることにしました。 
取り敢えず、計算から片方を8.95m、もう一方を2mで長い方のエレメントを切り詰めて調整してゆくことにしました。しかし、左が変更する前の状態で、2番目が2m固定で長いエレメントを追い込んでいった時の状態ですが、全くSWRが下がる様子もないので、取り敢えず短い方のエレメントを元の5.29mに戻してみました。 
すると当然ですが、共振周波数が80m帯の下の方になりますが、共振点のSWRは 1:1.5程度になっています。 「うん? これは左右のエレメントの長さの比がオカシイ」と気が付き、SWRが最小になる(バンド外でも)時の状態(778cm,529cmの組み合わせ)から、左右同じだけ切り詰めて、再度挑戦することにしました。 
で、左の図のように、6.57m/3.58mで最終的に納得のゆくレベルに持ってゆくことが出来ました。 




この時、EZNECで出てきた5Mhz近辺の共振点は出てきませんでした。また、80mのSWRは下図のようになり、バンド幅が大幅に広がり、SWRも低く抑えることが出来ています。 また、40/30mのSWRには影響はありませんでした。

OCFとかWindomとか言われているアンテナは、アマチュアバンドが高調波にあることから、一本のアンテナでマルチバンドに対応できる方法として使われていますが、SWRを低く抑えるのにも使えそうです。

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