2017年8月12日土曜日

SmartSDR v2.0のremote operation

墓守に田舎に帰ったついで(本当はこっちが主)にSmartSDR v2.0のremote operationがうまくゆくかテストしてみました。 
 
まず、環境は;
 自宅のネットはNTT東日本のギガファミリータイプとInfosphereの1IPサービス。 でケーブルでの接続。
 操作する側のネットはNTT西日本のFletz光にOCNで、Baffaloの無線ルータにBaffaloのExtensionで、普通にInternetを見る分にはあまり不自由を感じていません(Wanの定量チェックをし忘れたので、次の機会に確認します)。

で、PCにSmartSDR v2.0をインストールして、立ち上げるとまづSmartSDR CATが立ち上がりますので、ここでネットのサーバへのログインを要求され、Facebook/googleのauthenticationでloginできます(一度この状態を作ると、電源を切っても維持できているようですが、確認が必要)。
SmartSDR CATが立ち上がっている状態で、今度はSmartSDRを起動すると、同じような画面が出てきて、ネットへのログインをすると登録されているFlexが表示されるので、選択してconnect, low band connect(低速)のいずれかをクリックすると、後はいつもと同じ画面が表示され、remoteのFlexを操作できるようになりました。

あっけないほど簡単に接続できてしまいました。 DAXは使えないのでdigitalはできませんが、CWはCWXで送信の確認はできました(アンテナを下してあったので、QSOはせず)。 接続スピードを見ていると77Kbpsで固定となっていましたが、インディケータの表示が黄色かったり、バーが一本になったりで、ネットの接続状況はあまり良くない感じで、latencyが数百msと表示されており、ちょっとこれでは??です。 CWやDigitalではこの通信回線のlatencyがボトルネックになりますが、これはネットの接続形態などネット側で解決されるべき問題なので、コストを考慮に入れた一般解を見つけるのは難しそうです(条件、状況が個別に違う)。
>Remote RX Rateに77kbpsと出てきますが、これは単にremote audio codecの部分の数値だそうで、全体としての通信スピードではないようです。 Maestroで接続してみると2.5Mbps位はありました。  これって、何かしっくりしませんねー。

本格的にリモート運用しようとすれば電源のOn/Off、アンテナタワーの上げ下げ、アンテナの切り替え、リニアアンプのOn/Offなどと共に、安全確認の為の監視カメラ、問題が生じたときの緊急停止と、緊急の対策の為の要員の配置(或いは交通手段の確保)が必要になりますので、ここは本当にリモート運用のスタート地点、みたいなもののように思います。


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