2018年2月15日木曜日

続々)空芯トラップコイルの取り付けと調整

硬質ポリエチレン棒が到着したので、6t分のスペースを固定するように、半田ごての腹を押し付けて温め凹みを付けました。
 これを当初ポリエチレン用の接着剤でアルミと接着させようと考えましたが、接着強度が出ないので、細いエナメル線で縛り付けて固定することにしました(ポリエチレン棒が熱で少し反っているのと、コイルが必ずしも正円になっているわけでもないので、強制的に支持体に押し付けて固定する、若干の力が必要です)。
コイルはこれで極めて堅牢になりましたが、残念ながら共振周波数が大幅にずっていました。 コイルを弄って調整、とも考えましたが、折角堅牢にできたコイルは弄りたくないし、末端処理した同軸も弄りたくない、という事でエレメントの長さを調整することにしました。


 まず、7Mhzの共振周波数を調整、その上で3.5Mhzの共振周波数を調整しました。
 今までとは、7Mhz用のエレメント長をかなり長くする必要が出て、その結果、3.5Mhzも下にずってしまい、3.5Mhz用は縮めることになりました。


最終的には、下の様なサイズに落ち着き、ターゲットとしていた周波数帯でのSWRもATUでの調整範囲に入れることが出来ました。 

久しぶりに屋根にあがりましたが、日差しが強く瓦が焼けて熱かった! まだ、2月なのに、、、。 ま、一日風もなく温かいアンテナ日和な一日でした。







>翌日談
 昨夕にはCO2JD,3D2TSなど出来て期待に胸が膨らみ、5時からワッチ開始。 9H1AEが聞こえている、という事で早速呼ぶもATUがエラーでストップ。 SWRが6超えている! アンテナメーターで見ても何処にも共振しているところなし! 「あ、アルミの水平部と銅線の垂直部の所で外れているな?」と思っても早朝では確認できず、7時過ぎに見てみるとピンポーン! 昨日エレメントを「ちょっと張り過ぎているかな?」と気になっていたのですが、、、、。 朝食後1時間ほどで修復、エレメントの張りも少し緩めて測定してみると、昨日とほぼ同じ。 「やれやれ、、、」 エレメントや同軸トラップの重量は結構あるので、少し緩めに引っ張っておく必要がありました。








0 件のコメント:

PCをWindows11にアップグレード(ハードもRyzen9 9900x+4070TiSに)

remBG(背景を消すPysonのユーティリティ)を弄っていたら、記事に書かれているのと比べてやたらスピードが遅いので、購入履歴を調べてみると、3~4年経ってしまっている。  ここは、奮起して、Ryzen9 9900x+Asus Prime X870-P WIFI-CSM +As...