2018年2月14日水曜日

続)空芯トラップコイルの取り付けと調整

1日2日はうまく動いていたのですが、どこかでチューニングを取ろうとしたときに急にSWRが不安定になり、またおかしくなりました。 で、降ろして調べてみると同軸で作ったCの末端処理が拙く、芯線とアンテナのエレメントの間で放電した跡があり、同軸の先端が溶けていました。
1)同軸キャパシタの問題
同軸Cを使っているその道の先輩に処理をどうしているのか聞くと、「芯線を引っ張って10mm程引っ込めないと、放電する」という回答があったので、色々試してみましたが、2m近い長さの同軸(RG-59/u)の芯線だけを10mm以上引っ込めるのはちょっと無理だったので、
テフロンテープを巻く
一度外被を向いて芯線を詰めて、
芯線被覆を戻して、
上からテフロンテープを巻いて、
外被シールドを被せて、上からビニールテープ、ブチルテープを巻き付けて防水という方法を採りましたが、今のところこれで問題ないようです。
芯線を出し先を少し残して切り落とす


外被シールドを戻す


 
残した芯線をガイドに芯線絶縁体を戻す

テープを巻いて防水絶縁加工













村田の2KV耐圧のセラミックコンデンサの直列、という方法も検討しましたが、「耐候性に問題があったー雨で共振周波数が大きくずれる」との経験談を頂いたので、同軸Cを優先しています。

ただ、それでも何か変、で7Mhzの共振周波数がうまく合わず、 エレメント長を調整してもうまく行きません。 どうも、トラップの共振周波数が設計周波数よりかなり下にあるようで(EZNECでシミュレーションしてみました)、GDMの目盛りの精度の問題もあり、ちょっと共振周波数の設定に失敗した様でした。 

 2)トラップの巻きピッチの問題
現在4φのアルミ線を100φ~110φに巻いて6.5tの空芯自立コイルとしていますが、これ(6.5t)の巻き幅を90mmで7080Khz, 80mmで6982Khzとコイルの巻きピッチでかなり共振周波数が動くことを確認し、また、アンテナを弄っていて、コイルに触るとこのピッチが結構動くことが分かり、エアダックスコイル宜しく、ピッチを固定するような支持体を噛ます必要を認識しました。 40mは適応できるSWRの幅が70Khz程度しかないので、トラップの共振周波数が特に大きく影響するため、確実にピッチを固定する必要がありそうです。 硬質ポリエチレン棒に鑢で14mm毎に凹みを作りコイルに接着することを検討していますが、ポリエチレンって接着剤が限られているし、うまく行くか?? 現在ポリエチレン棒の到着を待ちぼうけ、、、。

今晩、ポリエチレン棒の取り付けについてモックアップで検討して、明日の朝から、トラップの改良に取り掛かることにしますー明日は天気も良さそうなので、、、。













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