2015年7月21日火曜日

PSNとSSB 1966年の話、、、

娘が"Life in Mars"とか言うBBCのドラマのDVDを友達から借りてきて見ていました。 内容は、現在のイギリスの警察官が仕事中に車にはねられ、意識(?)が1970年代にワープしてしまってそこでも刑事やってるという話みたいですが、バックにかかる音楽が全て懐かしいデビットボーイとかThe Whoとか。 しかし、生活環境やパソコンも携帯もない、アパートの部屋はワンルームの小汚い部屋、警察の事務所の中では四六時中タバコを吸っていて空気が白っぽくもやっていて、警察の尋問は殆ど脅迫紛いと今から考えると信じられないような状況。 妻や娘から、「ホントに、こんなんだったの?」と質問され、懐かしさを感じていた自分にフッと気が付きました。  

たった40年そこそこで、こんなに生活環境から、人権に対する配慮から変わったんですよね。 そう言えば、10年ほど前、私の娘はダイヤル式の黒電話をみて「これ何?」「電話だよ」「電話って、これどうやってダイヤル押すの?」って冗談みたいなやり取りをしたことがありました。
ああいう映画見ると「昔は良かった」とはいえませんね。 事務所での喫煙や女性に対するちょっとしたセクハラなどは、確かにもう二度と戻ることはあり得ない、と思います。

で、1966年頃、オーディオのPSNが入手できたのでPSN式のSSBの送信機を目指したのですが、高周波で90°の位相差を安定して確保するのは結構大変! SSBになっているかDSBになっているかは定かではありませんでしたが、終段の2E26の傍に持って行った蛍光灯が声の大きさで強く光ったり弱く光ったりしていたので、AMでは無かったんでしょうね。 高周波部分のフェデラーじゃなくて、ファラデーシールド、意味も分からずやっていたように思いますが、今とは違ってアルミフォイルなんて家庭には無いので親父のショーピーの銀紙を貰って使っていましたね。 今じゃ90度の位相シフト信号を取り出すなんてICで簡単に出来ちゃう。 信じられないっ時代です。 そう、現用のFlex6500もアンテナ入力をいきなりデジタル信号に変換していますが、数十Hzの間隔で0から100Mhz位を瞬時にデジタル化している!!  理論的には分かっていても、やっぱり不思議な気がします。

ファラデーシールドは、そう言えば今はアンテナでお世話になってます。 DB18Eに替えるつもりで、ループアンテナ乗っけたんですが、使ってません。


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