2008年7月18日金曜日

小学校の同級生

昨日は40年ぶり位に、小中学校の頃の同級生と再会して食事をしました(彼は国鉄の職員の息子さんで、いつの間にか来て、いつの間にか居なくなっていたので、小学校だったのか、中学校だったのかも定かではないのだけれど、その後もアマチュア無線でつながっていたので、お互いよく覚えているのですが、その頃よりお腹は出ていたけど、ほとんど変わっていなかったのにはびっくり)。
日本が「技術立国」を目指し、「科学」(理系)に力を注ぎ、それが少しづつ実を結んで、新幹線、東京オリンピックと大きなイベントもあった頃の友達です。 その頃は、勉強そっちのけでひたすら、アマチュア無線の開局準備に走っていましたので、ラジオや送信機を、いろんなメーカの回路図見ながら、自分なりにデザインしていました。 また、操作性の良いデザインを追求して、これも各社のデザインを拝借して自分なりのデザインを考える、楽しい毎日でした。  きっと、ほんとに夢中になっていたのでしょう、回りの人にも影響を与えていたみたいで、昨日も「お前の所為で、アマチュア無線の道にはまった」みたいな事を言われましたが、そのお陰で彼は、電力会社の職と、年齢を越えた多くの友達を得たのだから、「感謝状の一つ」も頂いても宜しいのでは?
しかし、世の中が「出来上がって」しまい、個人が工夫で大メーカの製品を凌駕するような余地も狭まり、我々の世代の人間に取っては「寂しい」時代になってしまいました。
久しぶりに秋葉原のラジオデパート等歩いて回りましたが、真空管のオーディオアンプの自作キットを売っていて、その宣伝文句に「自分で"空中配線"してみよう」って書かれていました。 プリント配線に対抗する言葉のつもりなのでしょうが、本来”空中配線"は「下手くそな配線」を指しており、決して良い言葉ではない事なんかもう誰も覚えていないのかな?と感慨も深い物がありました。

あの頃の人を巻き込むような、情熱とエネルギーはどこへ行ってしまったんだろう?

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