以前より、システムキッチンの排水の具合が悪かったが、今年の暑さで異臭がするわ、ショウジョウバエが発生するわ、 で異常に気が付き調べて貰うと排水が逆流して床暖の下のフロアリングが腐っていました。 仕方ないので、フロアリングを通常の床板に替え、その上に床暖房を入れる工事と、山の神の強い要望により松たか子宣伝のシステムキッチンへの入れ替えの工事をして貰いました。 床の補修については地震保険から全額が下りたので助かりましたが、システムキッチンの方は丸々持ち出しで、些か痛かった。
そもそも、キッチンの排水を受ける排水管の勾配が、何故か逆になっていて(多分何かの拍子に受け口が下がってしまった)、排水が逆流するような状態で、長い間にわたりシステムキッチンの下に排水が溜まり、周りに浸潤していったようでしたが、フロアリングの上に床暖房のフロアが乗っていたので外見上は長い間気が付かない状態だったようです。フロアリングの下の桟木などには影響がなかったので、床暖房の撤去、傷んだフロアリングの撤去と、替わりの補修床への張替え、床暖房の設置(フロアリング)、それに新しいシステムキッチンの配置と、排水溝の傾斜の調整(配管のし直し)、一部壁紙の張り直し、と月曜日から土曜日までの工事でした。
この間、居間にキッチンやダイニングの荷物を運びこみ、炊事は携帯コンロと洗面所の流し、等、準避難生活を経験しましたが、日頃の便利な生活を痛感。 災害避難民の皆さんの大変さが少し想像できました(というより、今の自分は耐えられそうもない)。 職人さんの仕事を覗くのが子供の頃から大好きで、今回もいい年の爺が毎日様子を覗いていましたが、今回は赤外線のレベラーの「へー、こんな使い方が出来るんだー」とか、目地のコーキングの仕方の勉強だとか、またまた少し雑学の知識を膨らませることが出来ました。 折角高いお金払っているのだから、色々勉強させてもらわないと、、、。
今日からはやっと平常が戻ってきました。