2020年4月16日木曜日

WSJT-xのレベル合わせ

FT8での運用が多くなって、出てくる局も多くなりましたが、DXをシャカリキ?に呼び出すと、孫子連れの電波になって、5~6匹同じ局が呼んでいる状態になったりします。 明らかに、オーディオレベルを上げ過ぎていて、オーディオで高調波作って送信している状態のように思えます。 ただ、本人と孫子には30dB程の差がありますので、実際に問題になる局は、距離が近いとか限られた範囲なのかもしれません。
いつもは、SmartSDRのスペクトラム表示でオーディオレベルを調整していたのですが、手元で遊んでいるRSP1AとRSP-Spectrum Analyzerで ちょっとこの辺りを確認してみました。 Flex6600なのでDAX(Digital Audio Exchange)のレベルと、WSJT-xのレベルの両方で調整してみました。
左はDAXのレベルをMaxにして、WSJT-xのレベルをMaxにした場合ですが、そこら中に孫子が出来ているみたいです(peak 値を見てしまったので、ちょっとみにくいですが)。
 WSJT-xのレベルをMaxにして、DAXのレベルを下げて行き問題のなさそうなところ(50/100)にすると、概ね良さそうなのですが、若干スプリアスが残ります。
更にDAXのレベルを48/100にまで下げると、すっきり高調波の類は無くなります。
 上はpeak値で見ていたので、realにしたものが左。



オーディオレベルの調整は意外とクリティカルで、近接したところで、スペアナなどでスペクトラムを見ながら調整したほうが良いと思われます。 スプリアスとのレベル差が30dB以上あるので、気が付きにくいかもしれませんが、ローカルから白い目で見られないように注意する必要がありますね。

* RSP Spectrum Analyzerはインストールしただけで使っていなかったので、もう少し慣れないと使いこなしてない。



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