2025年4月28日月曜日

Powerpoleの接触抵抗

K3とかFlex6500/6600を使うようになってから、使い勝手が良いのでDC電源の供給にはAnderson Powerpoleを多用しています。 ちょっと配線が足りないときに、Powerpoleが端点についていれば 簡単に延長できる気軽さは、とても気に入っています。

で、これって、接触抵抗どの位あるのか、気安く多段に重ねて何十Aも流して電圧降下は許容できるのか、気になっていたので、DX Engineering の5 Position Powerpole Distribution Block が届いたのを機会に接触抵抗を測定してみました。

右のテーブルのように、一接続点で、15mΩ程度の接触抵抗があるようです。

100Wクラスのトランシーバーで12V 20A程度は必要ですので、Plus/Minusの一接続(2接点)で0.6V位の電圧降下が予想されます。 間に左上写真のような分配器を挿入すると、4接点追加となり、更に1.2Vの電圧降下の可能性があるのかな? 

結論から言えば、大容量を必要とするトランシーバーの電源供給などに、気安く細切れのケーブルをつないで使っちゃだめですよ。精々分配器一台経由で中継無しくらいまでですね、という常識的なお話でした。 (供給電流が少なければ、結構気安く使える、ということでもありますね)

なお、測定には手持ちのPowerpoleを付けたケーブルを何本か使用していますので、ケーブルと接続端子の圧着工作の出来具合(治具で圧着するだけ)、とか数メータのケーブルの抵抗とか、定電流電源の精度や使用したテスターのプローブの接触抵抗や精度等の問題がありますので、この結果は大まかな目安くらいにしかなっていないとは思います。




2025年4月19日土曜日

WSL でubuntu

インストールしただけではつまらないので、それぞれのファイルにアクセスする方法のチェック。 ここに記載があったので、それに従って実行してみる。 

とりあえず、この記事の画面が出ないので、sudo apt install neofetchでインストールして、表示させてみる。 おっと、違うじゃーん! Windows10じゃないんだけど、、、。

ま、細かいことは置いておいて、Windowsからのubunto側のファイルのアクセスは、下右のようにエクスプローラの下の方にLinuxが出てきて、普通に操作できました。

では、ubuntuの方からは? ということでpower shellからは、/mntの下にC,D,,,等のWindowsのドライブが見えて、その下にもアクセスできるようです(アクセス権があれば)。 で、調子に乗って、リモートアクセスでデスクトップ表示させたら?とやってみましたが、これもファイルブラウザの左のペインの一番下の+OtherLocationsをクリックして、右のペインのubuntuをクリックすると出てきますね。

ということで、めでたし、めでたし、、、、。
 

左はpower shellから、Windowsファイルにアクセスした場合と、下はファイルブラウザで、Windowsファイルにアクセスした場合。

ps. Windowsが立ち上がると同時にubuntuも立ち上がるのかと思っていたら、明示的にUbuntuのアイコンをクリックしないとリモートデスクトップは動きませんね。 Hyper-Vは動いているみたいですが、linux(ubunto)は動いているんだろうか? 

WSLでubuntuを試してみる

 googleのnewsでWSL使ってWin11上でubuntuが走るのを知り、早速インストールしてみました(Win関係の情報には疎いので遅いのです)。

とりあえずは、このWEBここ辺りを参考にインストールしてみました。 で、立ち上がって、login画面まではゆくのですが、窓が出てきません。 ググってみると、同じ症状の解決策がここにあったので、実行してみるとあっさり解決。 動くようにはなりましたが、あまり使い道を感じません。 ずっと裏で動いているみたいなので、crontabで定期的にwsjt-xのlogをpsqlにuploadさせるようなことを考えてみようかな? (wsjt-xはほとんど一日中動いているので、統計的にSNとコンディションの関係を見るようなことができるかもしれない、とずっと思っているのですが、「そいで、どうなる?」と気が向かないでいます。)

ubuntoの窓ではubuntuとwin11が別々の窓で仕切られて動いているのはあまり気持ちがよくないと、FreeBSDのサーバを管理するためにWin11にXmingが元々動かしてあるので、power shellからnautilusとかやってみたらWin11の画面上にnautilusが出てきました。調子に乗ってubuntuにemacsインストールして、これもpower shellから起動するとWin11の画面に表示されます。  スピードも問題ありません。そもそも、shellからのコマンド入力に慣れているのと、win11のファイルもubuntuから見れる(grepなどの操作ができる!しpipeも使える)ので、power shellから使うのが私の場合は便利だと思っています。


これで私のWin11スクリーンは、FreeBSDのサーバのshellとアプリの窓、wslで動いているubuntuのdesktopとshellの窓とアプリの窓が表示可能となりました。 で、「どうする!」ですね。

 

 

ps. FreeBSDもxrdp接続にして、Win11の「リモートデスクトップ接続」で接続できるようにすることも考えられますが、FreeBSDはサーバとして使っているだけなので、デスクトップ環境を持たせていませんし、shellで操作するだけで十分なので、当面はこのまま。 

キーボード新しくしたし、shell操作はやっぱり快適で楽しい!  老人の戯言

2025年3月25日火曜日

RM Noise


最近Galaxyの携帯のCMで風のノイズ除去をしているシーンが気になっていて、「AIで処理すれば、ノイズ除去性能は上がるのでは?」なんて思いながら、 AIのopen source?のHagging faceをブラブラしていましたら、何故かFacebookでRM noizeなる投稿が出てきました。 FaceBookの投稿は国内の方だったように思いますが、見つけられないので省略。 RMnoiseでググって他のJAの記述を見つけましたのでそのリンク

で、とにかくインストール。CW/SSBで勉強させている!ということなので、手元のFlex 6600で、試してみました。 入力をDAXにして出力をMicrosoftサウンドマッパー・Outputとして、SSBの信号を聞いてみると効果は絶大! 

FT8でこれが使えないか?とちょっと思って、RM noiseのcommunityを見てみると、同じことを考える人はいるようで、実験もしていて、結果ダメ! 流石に数Hzの帯域幅で処理しているFT8では無理のようです。 

ま、SSBとCWでこれ程の効果があれば、少なくとも耳の健康には寄与するし、精神的にも楽になります。

問題はLatencyがあるので、onにしてtuningはし難いので、offにしてtuningした後でonにする必要がありそうです。

 

 

2025年3月22日土曜日

AI環境をWin11に構築してみる

普段使用しているPC(CoreUltra7 265k 64GB, GeForce RTX4070TiS)にインターフェース2025 3「仕事のための生成AI」を見ながらAI環境を構築してみました。


 SSDを追加して、だいぶ容量が大きくなっていますが、最近追加した部分が増設したところに保存されているのか、ちょっと自信がありません。

 

 

 1)LLM ローカルLLM開発環境

  ollamaDocker Desktopをインストール 

 


特に問題なくインストールでき、動作もしているようなのですが、使い方がよくわからないので、ボチボチ勉強してゆくつもり。

最近、疑問に思っているのは「何故、LLMで文章のサマリーが作れるんだろうか」ということ。 文章全体の意味を理解できるロジックが内蔵されているとは思えない。LLMってパターンマッチング、と品詞などの統計的な処理などの、細かい部分についての処理をしている事は理解できますが、それが文章全体の大意にどうして結びつくのか??、というか、人間が文章の要旨を作るという活動は何をしているんだろうか? という方向に頭が向いてわからなくなってしまった。

2)異常画像を作るレッスン

 CUDAとcuDNNのインストールはNvidiaのページからダウンロードしてきて、問題なく終了?(Visual Studio Codeがインストールされていない状態で、CUDAインストールすると、うまくゆかないので、順番を間違えないこと。 最初これで引っかかった)

cuDNNのインストール後にzlibのdllが必要で、これをgithubからソースをダウンロードしてきて、cmakeでコンパイルするところで、躓きました。 こことか、ここにやり方が書いてあって、実行してみるとcmakeがうまく動いてくれませんでした。 最終的にここに出ていた、"x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022を起動し、zlibをcloneしたフォルダに移動します。"で無事インストール出来ました。 (cmakeのインストールとかも、結構てこずってしまいました)。

 こちらの方は、動作確認ができていないので、これから少しづつIFのサンプルコードを動かして確認してゆく予定。

しかし、これもStable Diffusionモデルで、なんで画像が作れるのか?がよくわかりません。人間様も同じような、ノイズの山から、古い記憶で少しづつ画像を組み上げてゆく、なんてことをしているんだろうか?

最近は、すぐに分からない事にぶつかってしまい、なかなか理解が進みません。

 

 

2025年3月10日月曜日

久しぶりのemacs

 大昔、Unixに魅了され、でもUnixは入手できない時代('82~'86)のOS9にGNUの諸々を移植する活動が行われていて、その時代に移植されたemacsを使い始め、その後のFreeBSD/Linuxの時代('92~)にもemacsを使っていましたが、Win10/Win11ベースに無線をするようになって、とんとご無沙汰していたEmacs.  

 先日本屋で立ち読みしていたSoftwareDesignの記事に刺激されて、Win11にEmacs 30.1をインストールしてみました。 特にpythonを書くとか(これはanacondaでOK)、特別の理由があったわけではありませんが、OpenAI等とのインターフェースってどうなっているのか、ちょっと知りたかったので。

 インストールしてみると、すっかり忘れている。 それと手元のemacs本は古くて?あまり参考にならない。 しようがないのでEmacs実践入門「改定新版」(技術評論社)を中古で買って、頭から追っかけてみました。 どうもうまくゆかないのがlispのpackageに関わるところで、list-packageで拾ってこれる奴は簡単にインストールできるのですが、M-x package-installでインストールしろ、とあるelscreenとかmoccur-editが「見つからない!」と返ってきてうまくゆかなくて、頓挫。

 ま、使い勝手だけでも、とキーマップを変更しよう(Capslock->ctrl-left, ctrl-left -


>capslock) とMSのpower toysの「キーの再マップ」を弄ってみると、今度はキー入力ができなかったり、emacs でC-fとした後にファイル名の入力をしようとするとC-~がすでに入っていたり、かな漢字変換キーがどこかへ行ったりと、これまた滅茶苦茶。 キーボードはlogi coolのK295ですが、当面は左下端のctrl-leftに左小指をのっけて、左手股裂き状態を甘受するしかないみたい。 caps lockと英数が同じキーにアサインされている所為なんでしょうが、だれか解決方法を知らないだろうか?ググっても出てこない。

 

2025年2月13日木曜日

結局、Ryzen 9 9900x Give up! Core Ultra 7 265k とTuf Gaming Z890-Plus WIFIに乗り換え、、、

 思い付きで始めたPCの乗り換えも、どうしてもAudioのノイズが解消できなくて(音がおかしいよ) 、諦めることにしました。バスクロックに問題があるように思われるのですが、これ以上は無理なので諦め。 オーディオのノイズだけでなく、Facebookに表示される動画も途中でモザイクがかかったようになったり、RTX4070が制御不能になって電源落とさないと復帰できないようになったりするので、根本的にBus clockの制御がおかしいように思えます(X870の使い方がおかしい?)

で、流石にRyzen9を追い求める勇気はなかったので、Coore Ultra 7 265kとTUF Gaming Z890-Plus WIFIに乗り換えました。 モックアップで負荷を上げてAudioの状態を聞きながらチェックしましたが、問題なさそうだったので、水冷装置付きの4Uの筐体にCoreUltr7 265kとTUF Gaming Z890-Plus WIFIを移動させ、Ryzen9 9900xとPrime X870-P wifi-CSMは下取りに持ち込み現金化。 と、思ったらMBのAM5ソケットのピンが曲がっている!とまた指摘を受けて、MBだけ修理依頼。 戻ってきたら売却の予定。 何もしていないのにCPUソケットのピンが曲がっている、という指摘を2枚のMBで受けた! どうもAM5って相性が悪いのか、欠陥品なのか?


 新たに立ち上げたCoreUltra7ではオーディオも問題なく、GeekBench6のベンチマークでもほとんど同等、またRTX4070Ti Sとの連携ができなくなることもなく、GeekBench 6のGPUの結果も大きく違いました(Ryzen9の結果が非常に悪いのは原因不明)。


また、CPUの温度上昇も 30°前後で<60°と安心できる範囲に収まっています。

FreeBSDのサーバにアクセスしてGUIを使用するためにXmingを立ち上げているのですが、Ryzenの時はどうしてもうまく動作せられなかったのですが、「XLaunchを使ってno access controlをチェックしておくと、使えるようになる」という書き込みを見つけ、試したらピンポーンでしたので、作ったスクリプトを保存して、拡張子を.xlaunchとして、shell:startupに書き込んで、無事TeraTerm(ssh認証を指定してある)からXのアプリがWindows11上に表示できるようになりました。

Ryzen9をインストールしていた時にFreeBSDにあるWindowsディレクトリにアクセスするのに、 registryをいじったのですが、今回そのまま、エクスプローラでリモートディスクを設定したら、すんなり設定できてしまいました! 

Windows 11 24H2って色々文句が出ていたので、システムで バージョンを見てみると23H2,OSビルド22631.4890となっていました。 で、Windows Updateで「ダウンロート可能な更新プログラム」を探してみましたが、OSレベルでは最新となっているようでした。 MSは昨年のパッチを取り下げたのかな?

最後に気になっていたFT8で受信ですが、こちらに変更して表示される局数が多くなったように思います。 同時に2機動かす環境にはないのと、気分の問題もあるかもしれませんので、自分が納得すればよし、とすることにしました。

PCのアップデートは出来て当たり前、って思っていたところがあり、今回は2か月、色々いじりまくることになり、大変勉強になりました。 

やっと、FT8を3バンドでワッチしながら、音楽を聴きつつ、読書をする! 究極の3次元生活ができるようになった!!

 

 



Powerpoleの接触抵抗

K3とかFlex6500/6600を使うようになってから、使い勝手が良いのでDC電源の供給にはAnderson Powerpoleを多用しています。 ちょっと配線が足りないときに、Powerpoleが端点についていれば 簡単に延長できる気軽さは、とても気に入っています。 で、これ...