2024年12月22日日曜日

Windows11 upgrade 続編

 WSJT-Xが送信機とうまくリンクできていなくて、Hamlibを入れて解決したように思いましたが、WSJTXを4つ起動して起き、マルチスライスでそれぞれ違うバンドを割っちしている状態(これが普通の状態)で、チューニングのボタン押すと、Aスライスだけしか反応(送信状態)しない。 いろいろ弄っても変わらないので、いろいろググっていいたらこれを見つけ、日付を見たら、私のインストールしたものがlatestでこれはちょっとまづい。 で、Hamlibのページでw64-4.5.5をダウンロードしてきて、インストールしたら、夫々のスライスでチューニングができるようになりました。

勝手に前に進みすぎると火傷する!!

来年から、少しAIでもいじってみるかと、CUDAとcuDNNをインストールしてみました(インストールはここを参考にさせていただきました)が、「あれま!」今まで動いていた、remBGを使った背景を消すプログラムが出力しない!! GPUに行ったまま帰ってこないのかな? これもいろいろバージョンがあって、いささか不安。 検証用にCUDA使ったアプリを一つ用意しておかなければ、、、。

 

 

 

 

2024年12月20日金曜日

PCをWindows11にアップグレード(ハードもRyzen9 9900x+4070TiSに)

remBG(背景を消すPysonのユーティリティ)を弄っていたら、記事に書かれているのと比べてやたらスピードが遅いので、購入履歴を調べてみると、3~4年経ってしまっている。 

ここは、奮起して、Ryzen9 9900x+Asus Prime X870-P WIFI-CSM +Asus Dual RTX4070TIS-016Gと、今時の2~3番手の構成にすることにした。 ついでに、来年サポートが終了するWindows10からWindows11に移行することにもしました。

今まで、自作で問題があった事はなかったので、気楽に始めてみたら(といっても、多くのuser name/passwordの設定し直しは気が重い)、とんでもない、問題が!

1)立ち上がらない! モックアップで立ち上げようとしたら、全くのウンスンで手の付けようがない。 購入した「パソコン工房」に持ち込み、調べて貰うと、どうもBiosのupdateをしないとRyzen9 9900xが認識されないようで、その場でupdateして貰い、とりあえず動くようになったので、M2 1TBに新規にインストールして、Windows10から必要ファイルを移行させた。(Windows10がUEFIでないので、こんな方法をとったが間違っていたかも)

2)で、自宅に帰りインストールしてゆくと、何故かRealtekのAudioドライバが認識されずに、内臓のオーディオが全く使えない。 メールで「パソコン工房」に問い合わせてみると、クリーンインストールで試してみてくれ、と言われたので、M2 1TBのSSDを新規に一本購入して、新ストールしてみたが、矢張りダメ。 Bluetoothで逃げてみたが、なんか面白くないので、再度「パソコン工房」に持ち込み、調べて貰うと、CPUソケットのピンが2本ほど曲がっている。 それも、端っこではなく、真ん中付近で、かなり離れた2か所。 ソケットのピン(針!)の長さが可笑しいものがあったのだろうか?(自作過程でピンが曲がるようなことは考えられない!) 使えないので、修理依頼。 しかし、PC無しだと困るので、同じMBをもう一つ購入(修理が終われば、修理品は下取りに)。

3)2つ目のMBはまともに動くので、最初に作ったM2 1TBで起動させて色々検証。 と、いきなり、MSから同じライセンスで複数のPCにインストールされている! 新たなライセンスを申請するか、一つしか使用しないのなら、使用する機器の認証をするように!とのメッセージが出てきて、進めなくなってしまった。 で、指定された電話番号に電話してAI嬢と6桁の数字10組の確認と、新たな認証番号(これも、6桁の10組数字)をSMSで貰い、入力して、使用できる環境に!

4)SmartSDRとWSJT-xの環境を早速構築! あれ、「チューン」を押しても送信できない! また設定が可笑しいかな?と思いながらひょっとしてHamlib?と思い、hamlib-w64-4.5.5をインストールしたら、すんなり動きました。 

4-1)Logger32は設定ファイルが多くあり、面倒なので、いったん新規のインストールをして、そのディレクトリ(c:\Logger32)に現行のLogger32を丸々コピーしています。 LogPrintも、自前のQSLカードなんか作っていたら、LogPrint.iniを無くさないようにしないと、、、。

4-2)JTAlertも独自のDBを持たせているので、移行するときは、せっかく設定したもの(特にDXCCのデータベース)を維持するようにしておかないと面倒なことになります。

5)FreeBSDのSambaで4TBのストレージを作って利用していますが、Windows11の新しいものではsecurity上アクセス出来なくなっているようです。 どこかのHPに、「新しいバージョンでは使えなくなるので、securityが下がるが設定を昔の状態の戻す方法があるので、それでアクセスできるようになる」とあったので、そのようにしています。 多くのバックアップファイルをサーバーの共有ファイルの置いているので、一寸焦りました。

 6)Asus PRIME-X870ってMBにはWIFIのアンテナがついていますが、WIFI使う予定がなかったので、つけていませんでしたが、これだとBluetoothの感度が悪くて使い物になりませんでした。 アンテナつけてbluetoothがまともに使えるようになりましたが、説明書には記述はありません。(周波数帯が同じなので、共用しているんでしょうね)

7) まともに動くようになるまで2週間もかかってしまい、1TBのSSDが3本もついてきました。

==>作りこんでしまったPCの環境を何も考えずにそっくり新しい環境に移行させる、なんかうまい方法はないんだろうか?


文句ばかり書いてきましたが、結果は2倍以上スピードが上がっていました。 4070TiSの方は、そのうちおいおい計測してみます。

 

 

 

 



2024年11月12日火曜日

アンテナ切り替えの自動化 (続き)

 調子よく動いていると思っていたら、インジケータのLEDが次々と点かなくなってゆく、、、。 不精して、出力端子(14Vのon/off)にLEDを直列抵抗と入れていたのですが、これではダメっぽい。 LEDが死んでいる。

では、という事でFETのスイッチを入れて、ゲート電圧で検出して、ドレインのLEDをon/offするようにしてみました。 あ、これでもダメ。 今度はFETが全滅!

で、RCS-8Vの回路図見ると、リレーに直結されていて、リレーのコイルによる逆起電力対策がされていない! タワーの下から本体を取り外してダイオード入れるのも面倒なので、自作のUSB 8ポートリレーの出力端子の所でダイオードを入れて、FETによるLEDインジケータを

付けて見たら、今のところ問題なく動いているので、これで解決したみたいです。 

とんだ、お騒がせて、LED10本、2N700010本の損失でした。 気が付くのが遅かった!

 

2024年11月4日月曜日

10D-FBのMPコネクタ

アルミクラッドの10D-SFA-Liteが曲げられる回数の多いクランクアップではトラブルが多い、とのFTIの情報で10D-FBを使っていますが、MPコネクタに規格を守っていないものがあるようです。 FTIが作業のために持ち込んだMPコネクタも半分くらい(3~4個) は内部導体が通らなくて使えませんでしたが、


最近自分でアマゾンで購入した物も内部導体が入らずに、そのままでは使えないために、内部導体を鑢で削りむりやり使っています。



規格表を見ると10D-FBの内部導体は3.5φで、10D-2Vは2.9φ。 購入したMPコネクタを測ってみると内径が3.2φ。 Give me a break!!!  

そもそも10D-FBと10D-2v兼用ってあり得ない話(大は小を兼ねる? でも、0.6mmの隙間は大きいぞ!)。

何とかして貰いたいものです。

ついでに豆知識で アルミクラッドって何?

 圧延の過程でアルミ材と銅材を重ねて圧延することにより、アルミの中に銅が織り込まれて様な状態?になったもののことを言うようです。 当然、アルミ材の厚みより銅の厚みを薄くすれば、重量は軽く、銅の様に半田付け可能な素材となるわけですね。

アルミ、銅の組み合わせだけでなく、合金に出来ないような材料の組み合わせで行われているようです。

 

 

2024年9月22日日曜日

XT2AW on 15m

 XT2AWのQRV予定を見て、Burkina Faso QSOしていないバンド見たら、10m/15mだったので、ここのところずっとワッチしていましたが、10mは朝の時間に比較的簡単に出来たので、15mを聞いていましたが、出て来てくれません。 (そもそも、アフリカのここら辺は夕方、って偏見があるので、朝方出来る事がちょっと意外でしたが、左下のVOACAPみたら、朝がメインで、午後の時間はほんの少しだけの可能性でしたー思い込みは危険)


 しびれを切らして、M0OXO経由でVOACAPのデータから”15mの22~02Zでアジアが出来るので出てくれない?"とメールしたら、"vacation中"というつれない回答。 

でも、直ぐ後に"メール、本人にフォワードしといたよ”って連絡。

日曜日なので、大砲持ってない身として、ピストル射撃では無理かな?と思いながら受信状態にしておいて、朝食とテレビの合間にシャックを覗いて見たら出てる! ということで、2250Z位からショートパスで呼んでみるも、やっぱりダメ。 1時間ほどしたら、Wとやったりしながら弱くなってきたので、そのままにして、WSJT-xのALL Logから今日のXT2AWの時間毎の信号強度を分析してみていました。

右の様に、2210~2330Zの間、-20~-12dB位で入感していて、2250Z位がピークかな? 明日はこの位の時間に集中しようかな?などと考えながらグラフを眺めていました。 (WAJT-xのdB値はその時の受信信号のSNRで、居住地のノイズ環境の時間変化などに大きく影響されますので、QSBも含めて他の局では参考にならないかもしれません)

すると、0045Z位にいきなりJTAlertが鳴るので、ディスプレイ見たらXT2AWが-15dB位で聞こえています。 早速呼んでみると、今度は気が付いている人も少ないみたいで、3回程呼んで返って来ました。 そもそも、VOACAPでは22~02Zとあったのに、00Z頃に信号が弱くなって諦めるのは間違いですよね。

メールのリクエストに直ぐに反応してくれて、感謝感謝。 ルンルン! 

リクエストは出してみる物です。 これで、80~10mまで全バンド終了(20m以外は全部XT2AW!!)

VOACAPは結構な精度でDX交信の可能性を教えてくれますが、意外と使っている人が少ないような、、、。

>あ、スケジュール見ると今日までQRVになっている!! 15mチャンと出来ているか心配

> M0OXOのOQRSでやっと確認できた! 9/24日午前

 

 



2024年9月14日土曜日

アンテナ切り替えの自動化

 タワー直下にAmeritronのRCS-8V (Remote coax switch)を置いて、一部のアンテナの切り替えをやっていましたが、最近FTIにお願いした工事で、全てのアンテナ(受信専用を除く)を、これに集約することが出来ました。 こうなると、バンド切り替えの度にRCS-8Vの選択スイッチを触らずに、送信周波数でアンテナ切り替えがしたくなります。

Ameritron RCS-8V schematic

FlexRadioのFLex6000シリーズではUSBコネクタが付いていて、外部装置との周波数の同期が可能となっており、SmartSDRのSettings/USB cableでこのUSBポートの簡単なプログラミングが出来るようになっています。

そうなれば、USB入力で8ポートのリレーが制御できる、USB制御 スイッチリレーモジュール Type-B USB リレーボードモジュールコントローラー リレーボードモジュールコントローラー 8チャンネル 12VDC 自動化ロボット用を使えば、簡単に送信周波数に同期させてアンテナを切り替えることが出来るはずです。


このボードにUSBケーブルを差し込んで、SmartSDRのSettingsで弄ってみると、確かにリレーが動作していますので、簡単に出来そう。

YM-150に収めた状態
早速タカチのYM-150と6Pの端子台を買ってきて、ジャンクボックスから、スイッチとLED、DCコネクタを引っ張り出してきて制作。 リレーモジュールも、RCS-8Vも12Vで動作している(14Vのようですが、12Vでも今まで問題ないので)ので、まとめて12V給電。

USB TypeBのコネクタ(四角い奴)の位置決めと6Pの端子台の穴あけ(8φでは微妙に端子が接触するが9φのドリルが無いし10φでは大き過ぎるので、8φで後は鑢掛けで広げる)は結構てこづりましたが、2~3時間で完成。

SmartSDR settings/USB cable画面
SmartSDRのSettings/USB Connecterを開いて、FTDIのSerial Numberから該当するものを選ぶ(FTDIのUSB-serial変換ICが使われてないとどうなるん?)。 で、下の画面が表示されるので、右上のCable TypeでBitを選べば、0~7のビットに応じた、制御画面が表示されるので、夫々のビット(リレーの番号)に応じた、動作をSource/Triggerでプログラムしてゆきます。 TriggerではBand/Frequency Rangeの二つが選択できるので、複数のバンドで使用するようなアンテナの場合にはFreq. rangeで周波数を指定(多分Mhz?で動いているのでMhz)
排他処理できないので、使わないチャネルはdisableにしておいた方が安全。

実に快適! おっと、オリジナルはロータリースイッチで切り替えているので、排他制御なんてありませんが、このコントローラーでは二つでも三つでも同時にON出来てしまいますので、SmartSDRのSettingsの所でのプログラムに注意が必要です。

USB CableのプログラミングにはCable TypeでBit/CAT/BCD/LDPAが選択できますので、リニアアンプの周波数同期には殆どどこのメーカの物にも対応できると思います。


簡単な暇つぶし工作のお話でした。


2024年9月7日土曜日

クランクアップタワーのメンテ、同軸、ローテータの取り換え

序章)アンテナ工事は建柱から2012(2014)年にFTIにお願いして、小さなことは自分でしていましたが、クランクアップタワーのグリースの塗布とか、頂上部のアンテナの補修等は、FTI様おまかせ状態。 それが、風力発電のタワー建柱で忙しく、アマチュアの仕事は受けられない、と言われて数年が経過しましたが、今回のHamFairでブースを出していたので、直接聞いたところ、「受注できます」との事だったので、HamFair終了日の翌日に早速工事見積依頼。

本章1)作業が溜まっていたので、ローテータの交換(G-800DXA=>G-2800DXA)、同軸ケーブルの交換(10D-2V => 10D-SFA-Lite)と引き回しの変更(タワー直下のリモート同軸スイッチRCS-5Vに集約)でお願いしようとしていたら、10年以上無事故で使い続けていたHexBeam(Mike Troffiの製品)の12m用のエレメントがぶら下がっているのを発見したので、その修理も追加。

本章2)WEB上のフォーマットに記述して、メールすると直ぐに藤原社長から見積もりの回答。 価格はともかく、早く作業がして欲しいので、見積もりの一部変更を依頼し、日程の調整をお願い。  FTIから、10D-SFA-Liteは「クランクアップでは心線が銅クラッドアルミ線なので断線のトラブルが多く、替わりに四国電線の10D-FBを勧めています」との事だったので、それも了解。10D-SFA-Liteの心線がアルミなどという事、気が付かなかったけれど、仕様表には確かに書いてありました。

本章3)日程調整をお願いしたら、「突然ですが、材料が揃っているので来週の月曜日では?」とのメールで、即OK。 

9月2日月曜日の 朝一から藤原社長ともう一人が来られて、早速HexBeamの取り外しから、、、。 当初、12mのエレメントは、断線して垂れ下がっていた物と想像していたのですが、ドライブエレメントの端点の絶縁材(材質不明)が炭化してエレメントが外れていた。 

昔の取説の該当部分を見ると、エレメントの端点がインシュレータに差し込まれねじ止めされていて、反対側はインシュレータに空いた穴にロープが巻き付けてあり、それがブーム上の留め金を通して、反対側のインシュレータに巻き付けれれていて、ブームの撓みによりエレメントが大きく引っ張られたり、擦れて断線するようなことが無いように配慮されています。(エレメントの断線は起こり難い) 

半波長のエレメントの端点で電圧最大になる部位ではありますが、10年以上使い続けてきて、特に最近、何かが変わった事をしているわけでは無いので、長雨や経年劣化による絶縁不良が原因だと思われます。






原因の本当の所は不明ですが、取り敢えずは、手元のポリエチレン棒を切って、元々の絶縁材の替わりに取り付けて補修。 

しかし、残りのインシュレータはそのままだし、10mのインシュレータには煤様の物が見られたようなので、今後も同様の事故が起こりうるという事がかんがえれられます。ちょっと根本的な対策を考えなければなりませんが、Mike Troffiはビジネスを止めてしまったので、同様の絶縁材が手に入ることはないし、英国製のHexBeamを予備に準備しておく必要があるかもしれません。
作りっぱなし、無調整でちゃんとSWRが出て、指向性もそれなりにあって、更に風雨にも少なくとも10年は耐えてきたので、大変に優れたアンテナだと思ってます。
大型のハイゲインのアンテナにも魅力がありますが、個人的にはメンテが大変なので(特に台風一過とか臨機応変な対応が出来ない)、もうこの歳になると高嶺の花以上の存在ですね。

HexBeamと6m 6el Yagiの取り外し、HexBeamの補修、ローテータの取り換え、HexBeamと6mYagiを元の位置に戻すところまでで、ほぼ午前中終了。

10D-FBの端末処理(コネクタの取り付けと長さの切り出し)とローテーターの制御ケーブルを取りまとめて、タワーに沿わして配置固定。 

午後からは2人の増員で、タワー上の同軸切り替えスイッチから、シャック迄の同軸とローテータ制御ケーブルの引き込み、同時に増員された2人がクランクアップタワーのグリース塗布と駆動部への注油を行い。昼食抜きで午後4時頃に作業終了となりました。

後日談)同軸スイッチの位置とアンテナの関係をうろ覚えて、シャックからSWRを測ってみたら、HexBeamが繋がらない!! 翌日の同軸スイッチのポートの位置を今まで使っていて実績のある所に替えたら、無事解決。 どうも全部のポートを使っているわけでは無いので、配線を手抜きしていて一部ポートが使えなくなっていたみたい。

>>シャック迄の同軸が1本になったので、タワー直下の同軸切り替えとリグの送受信周波数を同期させて自動て切り替えられるように作業中。 これで、だいぶ楽になる。




Windows11 upgrade 続編

 WSJT-Xが送信機とうまくリンクできていなくて、Hamlibを入れて解決したように思いましたが、WSJTXを4つ起動して起き、マルチスライスでそれぞれ違うバンドを割っちしている状態(これが普通の状態)で、チューニングのボタン押すと、Aスライスだけしか反応(送信状態)しない。 ...