2019年3月21日木曜日

30-40-80 Inverted U Update

トラップの故障などで、色々弄りまわしていて、エレメントの長さが判然としなくなってしまったので、天気も良かったので寸法を測り直して、EZNECにも実測寸法を入れ直してみました。

右のような寸法で80mだけが少しOCFになった状態です。

この寸法でEZNECに入れてVSWRを表示させてみると、下のように、目標の中心周波数は合わないし、5Mhz付近に変なディップが出てくるし、SWR自身もえらく悪い値が出てきます。


「おい!ほんとかよ」ってなわけで、送信機端でAA-54(RigExpart)で測ってみると、変なディップはありませんし、夫々のバンドで目標としている周波数でSWRの最小点が得られていました。 
EZNECの条件設定が適切でないのか、原因を確認する必要がありますが、一応動作してくれるものがEZNECで0からデザインして出来上がったことには感謝!
下はAA-54の実測データと、EZNECのシミュレーションのVSWRデータ。













2019年3月19日火曜日

トラップの同軸Cの末端処理

昨年から、トラップダイポールに使用している、同軸Cの末端から放電したりして処理に苦労しているが、
日東ニトフロンテープに厚手の物があることを知り、これで処理してみることを思いついて、早速実験。

  1. 普通のテープのように巻き付けて使用すると思ったような効果が得られない(放電を繰り返す)。
  2. 裏返して巻き付けるなどして、PTFE面が確実に対象となる面に直接接しているようにしないとダメ。 
ということに気が付きました。 これは、例として、右の図のように、同軸の芯線被覆(PE)の細かい傷から放電すると、普通に巻き付けたのでは、シリコン系接着剤の層を伝わって、同軸外皮との間で放電してしまうための様です。 テープを裏返して巻き付けて端は普通にテープ処理して、考えられる放電経路に確実にPTFE層が介在するように、テープの使い方を工夫する必要があると思います。

PTFEは本来くっ付きにくい表面性質を持っており、ニトフロンテープは片面を化学処理(?)して弱い接着性を付与しているようなので、接着(粘着)強度を期待するような使い方をするのは拙いでしょう。  
また、PTFEテープは伸びが小さいので、巻きムラも出来、隙間もできます。 防水等の観点からも、上からビニールテープ、ブチルテープ等で覆うことが必要だと思います。

=>テープは最低2層構造(接着層)とテープ基材なのですよ! 気を付けましょう!




2019年3月14日木曜日

トラップのCを固定Cに替えてみる(失敗)

30-40-80 Inverted UのBalanをCurrent balunにしてから、また少し状況が変わってきて、40mのトラップの同軸Cの先端から放電したりして不安定なので、固定のCに替えられないかTryしてみた。
  1. 100pF 6KVのセラミックコンデンサ(村田製)4つをシリーズにして25pFのコンデンサを作る試みー>実際には100pFを切っている物が多く、23pF位にしかならない。->今のLでは使えない。 =>バツ    (使用したコンデンサは電流容量が小さいのか、GDMで測った時のディップが小さいー>Qが低い!)
  2. 120pF 2KVのセラミックコンデンサ4つをシリーズにして30pFを作ると、27.?pF程度となり、現用中のLで調整が可能ー>GDMで6910KHz位に共振するようにLを切って調整ー>ここまではうまくいったので実装ー>数百W入れた所で故障! コンデンサの一つが焼けてショート状態 =>防水の為ブチルテープを巻いてあり一瞥で問題を把握できない=これでは使用できず、この方法は問題あり(将来も使用は困難)
トラップの両端に発生する電圧の計算方法がわからないので、10KV程度を目安にしているが、固定コンデンサの直列は電圧分布が均等にはならないので、うまくゆかない(2で起こった問題)、と思われる。

結局、縮めたコイルで共振周波数を合わせるために、
10D2Vを27.5cmとしてCを作り(27.5pF、従ってLは19.5μH~20μH)6910KHzに調整、元に戻す。 



この為、80mのエレメントを35cm伸ばして80mの共振周波数を調整(もう少し伸ばす必要がありそうですが、FT8が多いので良しとする)





 同軸の規格を見てみると、どれも、5KV~10KVの耐電圧があり、 どうも問題点は別のところにありそう。
確かに、芯線の先端と外皮シールドとの間で放電の後が見られるが、芯線と外皮の間でPEが絶縁破壊していることはない。 
従って、芯線の末端処理がうまくできれば、もっと細い同軸でも問題無い様に思われる。


何か、納得出来る、末端処理の方法はないだろうか?

2019年3月6日水曜日

DXCCの残り

特に改めて調べるほどの事はありませんが、ClubLogのTimelineのところにNeeded DXCCという選択肢があったので、押してみました。 あと15ですが、紛争地域や、「ちょっと遠いよね」とか、常駐局がいるけどDXあまり熱心でない、等で簡単には出来そうもないところばかり、、、。
まー、先は長いので、長生きしてゆっくり、ゆっくり、、、。

最近使っているModeは?

FBの書き込みに、タイトルのようなのがあって、興味深く自分のQSOについても分析してみることに、、、。 といっても、ClubLogのTimelineで表示させただけですが、、、。
当然のように、digital(FT8,JT9,JT65)が2017年ころから増えていますね~。 最近は声出すのが億劫で電話はほとんどやっていませんね。 これも問題かな?

やはり、40/80mでDXが比較的良くできるのでFT8は止められませんね。

2019年3月5日火曜日

30-40-80 Inverted Uの微調整

先日来、少し共振周波数が下にずっているのが気になっていて、水平部分のアルミパイプを少し(10cm程)短縮して、全体を上げて、80mは、片方のエレメントを6cm程縮めて調整しました。 
が、40mはかなり低い方にあり、気になっていたので、天気も良いのでトラップのCを少し小さくすることで調整してみました。 トラップのCに使っている10D2Vを5mm(0.5pF)縮めて、概ね期待値となりました。
40m用のトラップのCだけを弄ったので、80mには影響はないかな?と思っていましたが、少し80mの共振周波数も上がっていましたが許容範囲内。 











もう陽気は春ですが、最近のコンディションは良くないですね~。 ARRLのPhはLow Bandも悲惨な感じでした。 (春になって少しは高い方が良くなるかと思っていましたが、全然ダメで、更に低い方も良くない、という意味です)
昨日は、40mで朝方に6O1OOだとか、少し聞こえていましたが、所詮ダイポールなので入感時間が短く不安定で、ちょっと呼ぶような状態でないのが歯がゆい限りです。













アンテナ切り替えの自動化 (続き)

 調子よく動いていると思っていたら、インジケータのLEDが次々と点かなくなってゆく、、、。 不精して、出力端子(14Vのon/off)にLEDを直列抵抗と入れていたのですが、これではダメっぽい。 LEDが死んでいる。 では、という事でFETのスイッチを入れて、ゲート電圧で検出して...