2021年6月27日日曜日

CW Keyer JG1CCL内田さん版(2) 筐体に入れる

 内田さんからの依頼は、試作と動作確認だったのですが、バラックのままでは、ジャンクボックスの肥しにしかならないので、筐体を作って収めてやろうと考えたら、元々が、CW decoder/keyerの為にデザインされた基板なので、単体のKeyerとして筐体に入れようとすると、micorUSBコネクタの位置がちょっと塩梅悪い(これだけケースの横から出ることになる)ので、FT234xでは塩梅が悪く、MCP2221Aと秋月の「USBmicroBコネクターパネル取付キット」の組み合わせに変更することにしました(基板はFT234XかCH340互換のMCP2221Aのどちらか一つを選択できるようになっている)。

あ、チョンボ! FT234xでないと、USB接続したソフトがWinKeyとして認識してくれないので、この選択はありませんね(MCP2221Aに置き換えて認識して貰えなかったので、気が付きましたーおバカさんでした)。

ただ、FT234xが基板直付けでmicroUSB Bコネクタが横から出ているので、秋月のmicroUSB Bコネクタのパネル取り付けキットを加工して、FT234xモジュールをパネルの方に取り付けて、ジャンパー線で基板と繋ぐようにしました。


 1)FT234xをパネルに取り付けるように改造

秋月のmicorUSB Bパネル取り付けキットの基板から表面実装のmicorUSB Bコネクタを外す(左ー>右)



コネクタを外した基板を裏返して(表面実装用の配線面が見えない側に)FT234xモジュールを取り付ける。FT234xモジュールにジャンパーピンを立て、コネクタを外した基板の後部のジャンパーピン用穴(6p)の真ん中4pに半田付け。ジャンパーピンとコネクタの位置関係が同じなので、同じ位置になります。

その後、パネル取り付け用のL金具を半田付けして出来上がり。 

FT234xモジュールのパネル取り付けキットを作ってくれると、こんな事しなくて済むんですけどね~。


2)で、筐体は? いろいろ探しても適当なものが見つからず、結局はアクリル板で自作することに、、、。

 基板の大きさをベースに2tのアクリル板で筐体を作ってみました。105x75x50とちょっと大きめになってしまいましたが、基板を流用しているのでしかたないですね。 アクリル樹脂接着剤を最初は付属のスポイトで接着部に付けていましたが、これはダメですね。 ボチャッと大量に接着剤が流れて、周りが汚れてしまいます。 胡麻化すのに、クリアのアクリル板を紙やすりで削って、スモーク調にしました。

 小型のインジェクタでやってみたら、注射の時と同じで中の空気を押し出してやると、少量が注入量を細かく制御でき、接着部分に毛細管現象でうまく広がり綺麗に接着出来ました。

 ジャンパーピンとジャンパーケーブルの大きさが結構寸法に影響を与えますね。 特にジャンパー線の折り曲げで最低1mmの余裕が必要でした。基板と背面の距離がちょっと足りなくて、4台制御できる仕様は、3台に変更。

後は、シールドは全くなく、結構ジャンパー線が内部で引き回されているので、電磁波バンバンの環境では誤動作するかも、、、。

 特に使う予定は無いのですが、バラックだとジャンクボックスの滓になってしまうので、一応格好をつけましたが、ラベルの印字などの予定は無し。 シャックのお飾り!!
 

 

2021年6月24日木曜日

朝からLogger32でローテータの制御が出来ない!

 「あれ、地図にアンテナの方向が出てこない?」と気が付いて、USBのコネクタを繋いだり、外したり。 でも、解決しない! 制御のためにJA5AUCのRTC-59を使っているのですが、USBのコネクタ(四角形っぽい方)の接触があまり良くなく、何度かトラブったことがあったので、そのあたりを中心に弄っても埒が明かず、Logger32でなくBGARTCを使って、なんどか接続の確認をしているうちにBGARTCでは繋がるようになってしまいました。 しかし、まだLogger32のRotorからは繋がらない! 何故だろう?

あちこち抜いたり挿したり、3時間近く悪戦苦闘してしまいましたが、後味の悪い(結論の出ない)状態。

で、色々弄っているうちに気が付きました。 [Radio]の選択が外れていました。 Flex6500を設定しているので、これを選択[open]して解決。 

Logger32の窓の一番下に、設定内容が表示されており(青だと接続、赤だと非接続)、これを見れば一発で分かるのですが、一度設定すると、電源切っても、立ち上げると直前の状態で立ち上がるので、 つい忘れてしまいます。 お騒がせでした。





 


2021年6月22日火曜日

CW Keyer - JG1CCL内田さん版

横浜みどりクラブのJG1CCL内田さんが、雑誌原稿用にチェコのCW Decoder, CW Keyerを参考に国産版を作成されていて、 WinKeyer2との互換性の確認のために、私のところでCW Keyerを試作してみました。 

Arduino Nano Everyを使ったCW Keyerを指示通りにFT243xでUSBポートとの接続を行い、普段使用しているWinKeyer2の替わりにLogger32に接続して同等の動作をするのか検証してみました。

結論から言えば、Did/Dahのweight調節など、全て問題なく同等に動作することが確認でいました。 当然?

ArduinoIDEはいつもESP8266の書き込みに使用しているので、ArduinoNanoEveryでの使用の為の設定など、ちょっと不安がありましたが、特に問題なく書き込みが出来ました。 使用したsketchは、K3NGのものでweb上にも、色々書き込みがありますが、「おーっ、デカい」。 ちょっと全部を読むのは断念。 なんかあれば、適宜つまみ食いすることに、、、。 内田さん、ご苦労様です。

Logger32のCW Keyのモジュールはcom port番号が一桁しか拾ってきてくれないので、Windows10のデバイスマネージャー、ポート、、、、で空いている一桁のポート番号を強制的に割り当ててやる必要がありました。


 


 

アンテナ切り替えの自動化 (続き)

 調子よく動いていると思っていたら、インジケータのLEDが次々と点かなくなってゆく、、、。 不精して、出力端子(14Vのon/off)にLEDを直列抵抗と入れていたのですが、これではダメっぽい。 LEDが死んでいる。 では、という事でFETのスイッチを入れて、ゲート電圧で検出して...